平素より平松けんじの活動へのご支援、ご協力いただきまして誠にありがとうございます。

 2021年10月14日に岸田総理大臣が衆議院を解散し、19日公示、31日投開票のスケジュールで衆議院議員総選挙が執行されることとなりました。これに際し、私の態度を表明したいと思います。

 私、平松けんじは、衆議院議員総選挙には出馬いたしません。

 そのうえで東京5区及び東京7区において野党共闘勢力の統一候補を支持しないことをここに宣言します。

 れいわ新選組の東京5区候補予定者であった中村美香子氏が立候補を取り下げ、東京5区における野党共闘勢力の候補者が手塚氏に一本化されました。しかし私は手塚氏を支持することができません。

 なぜならば、手塚氏の秘書団、そして手塚氏の元秘書で現在都議会議員の西崎つばさ氏、現在目黒区議会議員の橋本祥平氏、金井ひろし氏の、これまでの私や、私が所属する団体・日本自治委員会への態度、対応を踏まえると、到底子どもの自由と人権を守ってくれるとは感じないからです。

 例を挙げると、直近では7月3日、都議会議員選挙最終日に、私が目黒駅で演説を行っていた際、手塚氏の政策秘書・土橋雄宇氏が私の拡声器を止めようとしてきました。(参考記事)

 さらに西崎区議=当時=と手塚氏の2連ポスターが目黒区内の自販機に無断貼付されていた問題が明らかになったほか、昨年10月には三軒茶屋駅(田園都市線)で日本自治委員会の学生たちが街頭宣伝活動をしていたところ、土橋氏や柿沢氏、藤井まな世田谷区議=当時・立憲民主党所属=、そして市民連合めぐろせたがやのメンバーが大人数で押し掛けてきて、演説を妨害してきました。

 当時、立憲民主党他市民連合主催の集会が三軒茶屋駅(世田谷線)で開かれていて、双方の距離は十分保たれていました。にもかかわらず、立憲民主党と市民連合は大人数で押し掛け、学生たちに恐怖を感じさせるようなことをして、演説を妨害したのです。

 このほかにも昨年9月には手塚氏の秘書・細貝悠氏が日本自治委員会の学生たちに「皆さんの味方になってくれる区議や国会議員を敵に回す」と恫喝してきました。

 一市民・学生団体の街宣活動を秘書を使って弾圧してくるような人物はリベラルの風上にもおけませんし、こういったことをしてくる人たちが自由と人権を守ってくれるとは到底思えないのです。

 今回の野党共闘、土壇場の候補統一の動きは、有権者、党員、支持者を無視したまさに「談合」「密室政治」そのものだったと思います。東京8区で長年活動していた吉田はるみ予定候補(立憲民主党)を下ろし、山本太郎れいわ新選組代表を出そうとして、市民たちからは激しい反発の声が上がりました。後日談として立憲の一部幹部とれいわ新選組の間で一定の合意がなされていたとの報道がありましたが、いわゆる「選挙区調整」「一本化」は全て国民、有権者の目の届かないところで行われました。こうした有権者を無視した、現職議員の地位を守るための野党共闘のあり方は到底支持することができません。

 私、平松けんじはこうしたことから東京5区及び東京7区においては野党共闘勢力の統一候補を支持せず、野党共闘勢力外の立候補予定者の方のうち、私の政策の実現に汗をかいてくださる方を支持してまいりたいと考えております。

 有権者のみなさまのご期待にお応えできなかったことをお詫び申し上げるとともに、今後とも「あたらしい目黒を作る」ために活動していきたいと思いますので、皆様のご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

2021年10月17日
平松けんじ